更新年月日・2018年9月14日




「ともに生きる社会」の実現に向けてPartU

1学期終業式を無事に終え、猛暑・酷暑の夏休みを経て、9月3日(月)に2学期始業式を実施しました。始業式当日は雨が降り気温もそれほど高くなることもなく、無事に式を終えることができました。それ以降も予想していたほど残暑が厳しくならず爽やかな秋の気配を感じる陽気になり、子どもたちにとっても過ごしやすい時期を迎えています。

ところで、7月上旬に西日本を襲った甚大な豪雨災害(平成30年7月豪雨)は多くの犠牲者と被災者を出し、日本中が大きな悲しみに暮れたのも束の間、9月4日(火)の台風21号での災害に引き続き、9月6日(木)には平成30年北海道胆振東部地震による大きな自然災害が再び日本を襲いました。ここのところ、各地で起こる自然災害に心を痛めている方々が多いと思います。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、1学期の終業式では、高等部生徒向けに西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)について、校長の言葉として次のような視点で話をしました。「命は一番尊い」、「人は助け合いながら生きている」、「自分の活躍できる場所を見つける」、「自分を必要としてくれる人がいる」という4つの視点です。

そして、2学期高等部始業式の校長の言葉では、「ソウルの女王」と呼ばれ、人気を集めたアメリカ人歌手のアレサ・フランクリンさん(76歳)が8月16日に亡くなったことを取り上げました。具体的には、1967年に発表され、大ヒットとなった「リスペクト」を題材に、自分やまわりの人達をひとりの人間として大事にすることの大切さをメッセージとして発信しました。

いずれの内容も「ともに生きる社会 かながわ憲章」につながる話として大切なことと考えて話をしました。「けやき」4月号でも書きましたが、人が社会で「ともに生きていく」ためには、自らの存在を認めてくれる人がいるということが必要不可欠だと考えています。そして、子どもたちひとり一人が自らを社会で必要な存在であることを理解してほしいと願っています。また、教職員にそのような子どもたちを育ててほしいことを伝えています。

最後に、先の西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)の教訓を活かさなければならないと考えていますが、折しも7月6日(金)に水害を想定した避難訓練を実施しました。この訓練では「大雨特別警報」等が発令されたとの想定で垂直避難(校舎2階への避難)を実施しました。過去に瀬谷養護学校は浸水した経験もあり、また現在の想定では校舎において50cmの浸水と示されています。

もし、避難をしなければならない状況となった際には、浸水の状況や保護者引渡しなど総合的に判断すると、垂直避難をせずに直ちに高台へスクールバスまたは、徒歩による避難をすることが最善であると判断しました。子どもたちと教職員の誰一人も犠牲者を出さないことが一番大事であり、校長としての責任であると考えています。保護者及び地域の皆様方の御理解と御協力をお願いします。

                                          (校長 加藤 裕之)



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